DANCE BOX現状報告会
2007.6.26
6月21日(木)19:00〜 於:Art Theater dB
「DANCE BOX及び新世界アーツパーク現状報告会」が開催された。参加者は会員、アーティスト、報道関係、ボランティア等、約20名。
まず、NPO法人DANCE BOXの代表、大谷 燠から1996年の設立から2002年のフェスティバルゲートの移転、Art Theater dBの開設から現在までの経緯が語られた。
―以下、要約―
フェスティバルゲートは1997年、大阪市と3つの信託銀行による信託事業としてスタート。開設当初、都市型アミューズメント施設として注目を浴びたが、USJの開園等の影響もあり、年毎にテナントは減少していくなか、2002年、大阪市の「芸術文化アクションプラン」に基づく新世界アーツパーク事業の一環としてDANCE BOXも他の2NPO(remo,BI)と共に招聘された。2004年にcocoroomがNPO法人化され4NPO体制が確立された。
各NPOはそれぞれが専門とする芸術分野の活発に展開するとともに、ネットワークを広げ、また新世界や日本橋電気屋街など隣接する地域とも協力しながら、地域のアートによる活性化にも努めてきた。
そのようななか、2005年に大阪市ゆとりとみどりの振興局文化振興課から、移転も含めて今後の展開を考えてほしいという打診があったが、適切な場所がない、また地域と連動してきた事業を途中で投げ出すことが地域の人たちにとって申し訳がたたないとの理由から、フェスティバルゲートでの活動の継続を伝えた。
その後4NPOで新世界アーツパーク未来計画実行委員会を結成。4回のシンポジウムを開催するなかでフェスティバルゲートの再生計画をシュミレーションした。この再生計画はフェスティバルゲートを<アート><コミュニティ><パブリック><ビジネス>の4つのフェーズで構成する市民参加型モールとして発想し「新世界ヒルズ(仮)」として公表した。また、このシンポジウムには地域の人、文化政策、文化経済に関わる学者、アーティスト等たくさんの人が参加し、フェスティバルゲート問題が市民の側から話される機会となった。2006年8月、シンポジウムで出た意見をもとに「ビッグ盆!」を開催。地域、企業、自治体との協力体制のもと42年ぶりに新世界の盆踊りを復活させた。
ところが、平成19年1月10日付けで大阪市(ゆとりとみどりの振興局)から平成19年7月31日までに退去するようにという要求が出された。一方、同じく今年1月にフェスティバルゲートの暫定的公共利用案に関するコンペが発表された。DANCE BOXも新世界アーツパーク未来計画の一員として地域の人をはじめ、様々なNPO,有識者と対話を重ね、アートとソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)を軸においた創造的公共事業モデル創出事業として応募した。5月29日に審査結果が発表され、応募した5団体のなかでは最高点をもらったが、残念ながら落選した。(審査結果)
ただ、その直後に關大阪市長からコメントが発表され、創造都市戦略を進める大阪市にとって私たちNPOの活動は評価に値すること、また暫定的な活動の場所の確保に関して市としてバックアップすることが明言された。現在は、大阪市都市創造プロモーション本部で新しい活動場所となる遊休施設を調査中。
また、参加者から、質問や協力の方法についての熱い意見も出された。
今後の展開としては、6月下旬から7月初旬にかけて大阪市(経営企画室、ゆとりとみどりの振興局、交通局)と協議の予定。
この日、行なわれた質疑応答を現在、文字起こししております。
出来上がり次第アップいたしますのでしばらくお待ち下さい。
市長コメント
フェスティバルゲートにつきましては、本年1月より公共利用案提案競技を実施しておりましたが、本日、外部有識者で構成する審査委員会から、「第一次 審査を通過する提案がない」旨の「審査結果報告書」を受理し、本提案競技を終了することとなりました。
大変お忙しい中、公共利用案の選定に向けて真摯なご議論をいただいた委員の皆様及び意欲的な公共利用案を提出していただいた応募者の方々に改めて御礼 を申し上げます。
応募いただいた公共利用案については、残念ながら施設活用方法としては採用に至らなかったため、今後のフェスティバルゲートの最終的なあり方につきましては、本年7月中に決定してまいります。
なお、現在、フェスティバルゲートを拠点として行われているNPOの創造的な活動を継続して発展させていくことは、本市にとって重要であると評価しており、創造都市戦略の推進に向けて設置している「都市創造・プロモーション本部」でその発展方策について検討させることとします。
また、この検討にあたっては、今回いただいた提案のうち今後、活用できる部分については、改めてお聞きしていきたいと考えております。
さらに、それまでの間、必要であれば活動拠点について暫定的に移転先の斡旋も検討していきたいと考えております。
平成19年5月29日
大阪市長 關 淳一
コンペ申請書ダウンロード(PDFデータ 2.3MB)
http://arts-npo.org/img/anf2006/newfestivalgate_ver1_mini.pdf
フェスティバルゲート公共利用案提案競技」の審査結果(PDFデータ)
http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/houdouhappyou/19/pdf/070529.pdf
log osaka 新世界アーツパーク 未来計画
http://www.log-osaka.jp/article/index.html?aid=238
読売新聞 6月19日
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070619p102.htm
ダンスボックス関連告知
“Art Theater dB” Final day 「Art Theater dBお別れ会」
2007年7月31日(火)13時〜23時
2002年10月にオープンして以来4年10ヶ月。関西をはじめとする国内外の数多くのアーティストが豊かな表現を生み出し続け、そして沢山のお客様に愛されたArt Theater dBが7月31日をもって閉館します。
その最後の日を、皆様にゆっくりお過ごしいただきたく、お昼から夜まで開場致しますので、ご都合のつく時間にご来場いただき、さまざまな思い出をめぐらせてください。
飲食物、ダンス、音楽等、なんでも持ち込みOKです。カフェも営業します。
DANCE BOX 11年目のまた新たな旅立ちです。 |